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2005.06.25

トラックバックの価値の低下。

このblogにもたまにトラックバックをくれる人がいて、一応、どういう記事(人)から貰ったのだろうと、一度くらいは見に行く事があります。そうすると、最近はアレですね。こちらの記事について一言も触れていない場合が多いですね、ただ単に広告トラックバックを打っているというのか。こうやって、トラックバックの本来の意味も薄れてきて、消費されていくのでしょうね、仕方が無いのか。(トラックバックについてのわたしの考えは前に書きました。)

前回のWinnyの記事に対してもらったトラックバック先を見てみると、触れずにはいられないので、触れる事にしました。

情報漏洩 (芹花殿の悲しげな日記)

それにしても、
「データを社外に持ち出してはダメ!」
「社内にデータを持ち込んではダメ!」
これじゃあ、何の為のインターネットだか。

という事を書いていてこれだけでは少し読み違えてしまいそうですが、次に

インターネットによって、どんどん便利な世の中になるはずが セキュリティを厳しくするあまりに、不便になっていくという 状況になってますね。

こう書いているので、何が言いたいのかはだんだんと分かってきて、おかしいと思う人もいると思います。少なくともわたしの頭の中は「?」が浮かんでいました。

まず、

「データを社外に持ち出してはダメ!」 「社内にデータを持ち込んではダメ!」

という事ですが、データというのが何を示しているのかあまりわかりませんが、社外に持ち出す内容によっては個人情報の保護に関する法律や不正競争防止法に抵触する場合があります。その場合に、それを犯した個人だけではなく企業も罰せられる可能性がありますから、そのようなリスクを抑えようとするとは企業としては当たり前だと思いますし、管理を行うのは法律によって定められた義務ですから。

また、Winnyは開発者が逮捕されて以来、更新されておらず、社会的信用に対する高い攻撃力を持つウィルスがはびこっている事もあってWinnyを動かしているだけでリスクの高い事をやっているという事になります。そういう状況を認識して、そのパソコンで自分の業務上の情報を持ってきて仕事をする人がいるのでしょうか。判断力が低下しているとしか思えません。もちろん、インターネットに接続しているというだけでそのパソコンの安全性はかなり低くなります。世間にはWinny以外の危険性も蔓延っていますからね。

更にこのように言ってます。

インターネットによって、どんどん便利な世の中になるはずが セキュリティを厳しくするあまりに、不便になっていくという 状況になってますね。

確かにインターネットは情報共有のコストダウンやスピード化も含めていろんな便利さを世の中にもたらせたかもしれませんが、これまでになかったような危険性を与えているのも事実です。また、そんな危険性の近くにある個人のパソコンが安全であるとだれが証明出来るというのでしょうか。その個人が所属している企業がそれを確認できます?出来ませんよね。そうはならないという状況下では、企業が事故を未然に防ぐ為にいろいろな対策を考える事は自然の成り行きで、その一つとして、情報を持ち帰らせないという事は当たり前でしょう。それが正しく行えていない場合にはYahoo!BBのように多大な損害を受ける事になるか、最悪の場合、企業は倒産するかもしれません。(その場合の回答の1つとしてリモートアクセスなのかもしれません)


と、書いてきて、お互いの立ち位置が違うのであれば、こうも違ってくるのも仕方が無いのかもしれないなと思い始めました。インターネットの利便性が一番なのか、安全性が一番なのかという事ではないか、と。とりあえず、このくらいで。

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