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2004.05.21

己の事は棚にあげて。

「自分の事は棚にあげて、人の事を言う」という言葉があって、それはあまり好印象ではない場合に使われます。このニュースがまさにその用途に適していると思います。

「1日1回以上ネットを監視せよ」──不正アクセスの元研究員にACCSが要求 (ITmedia)

コンピューターソフトウェア著作権協会(ACCS)のWebサイトから個人情報が流出した事件で、ACCSは5月20日、サイトから不正に個人情報を引き出したとして起訴された元京都大学研究員に対し、ネット上で情報が拡散していないか、1日1回以上掲示板などを監視するよう義務付けを求める仮処分申請を京都地裁に申し立てたと発表した。

インターネットでの最近の事件として、わたし的にはWinny同様に注目していたこの事件なのですが、どうもこの一連の動きを見ていると責任転嫁を目的としているように感じています。 A C C S 必 死 だ な。

本当の責任はどこにあったのか、多くのニュースリリースで煙に巻いていると思えます。その効果で、この記事の内容がまぎれていっているようです。

「足元から火がついた」──ACCSの個人情報流出は1184件、脆弱性を3年以上放置 (ITMedia)

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)のWebサイトから個人情報が流出した問題で(関連記事を参照)、ACCSは11月12日、流出した情報の件数が1184件に上ることを明らかにした。サイトは欠陥が放置されたまま3年以上運営されていたことも分かり、プライバシー保護を呼び掛けてきたはずのACCSの失態に批判が集まっている。


わたしが考えるに、企業などの情報収集者が得た個人情報はすでに共有化されていっているように思えます。なので、自分が情報収集者に提供した情報は他の情報収集者に漏洩(共有化)するかもしれないと考える方が妥当だと思います。そんな中でそのような被害を受けない為には、不要な情報は提供しないという事に尽きます。街では、いろんなシーンで個人情報を集め、「提供者には利益がありますよ」という勧誘がいたるところで行われています。小売店のポイント割引付き会員カードなんてものはそれの最たるものですよね。まずはその収集者の情報に対するプライバシーポリシー、セキュリティポリシーを理解し、提供すべきかどうかを考慮する事がもっと重要になっていくのではないかと考えます。(もっとも、お粗末なプライバシーポリシー、セキュリティポリシーを定義しているような収集者には正確な情報を提供する必要がないと思います。)

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