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2004.01.13

トラックバック返しではないのですが・・・

さきの成人式の記事に対してトラックバックされていたので、早速行って読んでみました。

わたしの記事に対してどうしてトラックバックされているのか、理由がよく分かりませんでした。わたしが成人式を批判していたからだけなのかなぁ。まぁ、他人の考える事です、どこまでも分かりません。

この方は、成人式のする意義、特に成人になるという意義を語りたいようです(と、わたしは受け取りました)。何回か読んでみたのですが、

成人の日を考える

自由民権活動から普通選挙運動に至るまで、その闘争の中止にあったのが「自立」という命題である。
そして1925年、ついに我々は「普通選挙」の権利を勝ち取った。

これは首をかしげてしまう記述でした。
誤字が多いのは目をつぶるとしても、1925年の普通選挙法公布が本当「普通選挙」だったでしょうか。女性には選挙権は与えられたでしょうか?他に制限は無かったでしょうか?この普通選挙法は当時流行していた共産主義の弾圧の為の「治安維持法」を立法させる為の政治的取引ではなかったでしょうか?それに「自立」という言葉が出てくる論理があまりわかりません。
日本には市民革命は起こっていないとわたしは認識しています。そういう認識を元に考えると日本国民が自発的に選挙権を勝ち取ったとまで言えるのでしょうか。戦後、女性にも選挙権は当たられましたが、GHQに市川房枝らが働きかけたからとわたしは認識しています。それが、市民が勝ち取ったものでしょうか?
日本の民主主義が特殊だと言われる所以はこのあたりにあるとわたしは考えます。イギリスやフランスのように、市民が自発的に民主主義という政体を選んだわけではなく、明治維新時に士大夫がドイツの立憲君主制を真似して取り入れて統帥権に対して無力な議会を作り上げ、その後、マッカーサーにより『本格』民主主義という政体がアメリカにより実験的に設定されたのであって、市民レベルでそのような意識があったかというと、もう過去のことで分かりませんが、大多数ではそうではなかったでしょう。

しかしながら、選挙権を得るという事が重要だという趣旨は、同意できると思います。ただ、現在、若年層には危機感が無いと言っても過言なわけで、危機感を感じている、もしくは既得権益を守りたい年寄りたちの団結に対して、選挙時に無力なのを露呈しているのが現状です。また、若年層の増えるスピードと年寄りの増えるスピード、どうでしょうか。今は、圧倒的に勝負にもなっていない状態ですよね。
でも、今後はどうかというと、そうでもありません。介護保険や年金保険などの若年層への負担が多くなるにつれて、若年層も危機感を持つようになるのではないかという希望があります。危機感を持った若年層が団結し、それが都市部であっても既得権益を侵すような選挙の結果を出せれば、日本にも希望は見えてくるかもしれませんね。

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